気楽にブログ
2024-03-05 18:34:00
それが好きな人は、楽しそうにその話をする
テニスやロックンロールも楽しいが、勉強だって楽しめたらいいよね。という話。
私は個別の科学知識も数学の定理も、自分の子どもにうまく説明できないが、「科学の考え方の有用性・おもしろさ」は伝えたいし、知ってほしいと思う。
それらを教えてくれるのは教科書だけではなく、専門家が一般の人向けに書いた本やエッセー、今なら動画だ。学生さんたちには、教科書の他にそういったもので勉強する時間も、ぜひ取ってもらいたいと思う。
例えば福岡伸一さんの「生物の無生物とのあいだに」を読めば、科学者たちが研究する上での、人間ドラマが書いてある。文系の人、小説が好きな人も楽しく読めると思う。また、理系の研究者になろうという人たちも、「研究現場の実際」がわかる。憧れる上でも、現実を知る上でも、特に高校生には有用だと思う。
動画で言えばヨビノリタクミさんの動画は、内容の理解もそうだが、学ぶ「面白さ・有用性」も伝えてくれる。また、最近知った理論物理学者の野村泰紀さんがお話されているところを見ると、「難しいけど、楽しそうだ」というのが、話しぶりから伝わってくる。
どうしても勉強は受験勉強や資格勉強といった、「テストで点数をとるため」になってしまう。それはそれとして、教科書の他の本、問題を解くためだけではない本もまた、読んで欲しいと思う。自分を振り返ると、なかなかそんな余裕はないかもしれないが。思いとして。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)