気楽にブログ
2024-04-09 11:51:00
叡智と実践
気楽に屋には、大学生の皆さんにもお越し頂いております。というわけで、毎度おなじみありがた迷惑の昔話です。
私はその昔、社会人入試という裏技で北里大学に入学しました(元々文系なので、卒業には苦労しました)。北里大学では4月に入学すると、まず初めに北里柴三郎先生についての講義を、全員必須で受けます。そして、大学の建学の精神「叡知(えいち)と実践」を学びます。
「よく学び、その学びを人や社会に役立てよ」そんな意味だと私は捉えています。新しく得た知見も、人のためになって初めて輝きます(利他)。現場で分かったことは、標準化することで、皆が使えるツールとなります(自然科学)。「叡智と実践、どっちも大切」働き続けて、ようやく少し、分かってきました。
大学生の皆さんはぜひ「自分にひっかかる言葉」を、各大学で得て頂けたらと思います。その言葉が役に立つのは、卒業した後になるかもしれません。ですが、後になって意味が分かることも、よくあることです。
気楽に屋は整体であり、医療機関ではありません。日本の理学療法士は、開業権が今のところありません。そのため、私の行う施術は民間療法であり、健康保険は使えません。しかし、予防の分野や、リハビリ算定期間が切れてしまった方などへ、貢献できることが多くあると思っております。
そして、医療機関であろうとなかろうと、目の前のクライアントさんへ自分の知識と経験からできることを提供し、それを振り返るとき、私の拠り所となる1つに、北里スピリットがあります。これから新しい1000円札を見るたびに「叡知と実践だぞ」と柴三郎先生に言われるのは、なかなか休まらないなあとは思いますが。。
手当て整体 気楽に屋 サン仲村