気楽にブログ

2024-10-27 16:34:00

印象的な人

大リーグのワールドシリーズが始まり、ヤンキース対ドジャースということで、大変な盛り上がりを見せている。私も大谷翔平のファンとして、録画して観ている。家に帰る前に、うっかりYahooニュースで結果を見ないようにするのが大変だ。

 

ところで、選手や監督のインタビューや解説で、しばしば「impressive」という単語を見聞きする。そして「印象的」と翻訳されている。

 

だが、私は印象的という言葉が「人」に対して使われるのに、馴染みがない。印象的というのは、例えば「印象的な場面」のように、出来事について使われることが多いと思う。

 

英語では、人に対して印象的であるという形容をよく使うようだ。このあたり「感銘を受ける」という感じが近いのではないかな、と思っている。

 

と思っていたら、大谷選手がインタビューでアーロン・ジャッジ選手に関して「彼は印象的ですし、、」と日本語で答えていた。大谷選手は印象的と話せば、それが「impressive」と訳されること、その言い回しがよく使われることをよく知っているのだと思う。

 

なんというか、さすがだ。

 

そして、考えてみると、impressiveを印象的と訳すのはとてもうまいと思う。in(m)とpressということで、心の中に押し込められるような感じだし、象(イメージ)が刻印される感じとよく合っている。

 

心に刻まれる強烈な像。こう考えると印象的というのはなるほど、人を形容するのにも、使えそうな気がしてきた。

 

というわけで、インスタで「インプレッション」と出てきて何のことだかわからなくても「impression」と単語で見れば、意味が分かるということだ。まあ、私の投稿などは人々に感銘を与える、印象的なものとは程遠いのだが。



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