気楽にブログ

2024-12-29 12:39:00

数字、言葉、たましい

去年は暇もあり、自分の施術に根拠を持ちたかったので、サイエンスに立ち戻ってみた。その中で、科学のおもしろさと有用性に気づいた。また、社会学を始めとする自分の元々の興味分野の楽しさを、再確認した。と言っても読書したのは2割で、動画視聴が8割という感じだったが。

 

数字で比べることは理にかなうと思う。そして、言葉でしか表せないこともまた、大切にしていきたいと思う。その考えにプラスして、今年は「たましい」というものにも興味が出てきた。

 

例えば「いい感じ」を表すのには、「数字も、そして言葉でも足りない」と考える。体で、脳で、捉えているだけではなく、そこには「たましい」も、あるのではないか。

 

こんなことを書くと「スピリチュアル」ということになり、途端にインチキくさくなるかもしれない。だが、その分野までカバーできれば、数字にも言葉にもたましいにも親しめれば、きっとお客様への「お役たち」ができるように思う。

 

数字で根拠を示しても、言葉でいくら説明しても、実際に感じてもらえなければ、実際にお役たちできなければ、気楽に屋には通って頂けないだろう。そして、必要がないサービスであれば、それはビジネスとはならないだろうと思う。

 

河合隼雄先生にしても、数学から入ってきて「たましい」という言葉を使うのは、相当に葛藤があったと書いておられた。しかし、実際のクライエントのカウンセリングを通じて、物語、そして「たましい」の重要性を確認するようになったようだ。

 

私も、子どもの頃の新興宗教のニュースから受けた嫌悪感から、スピリチュアル系は敬遠してきた。しかし、玉石混交の中、ヒントや学びとなるものがあるように思う。ある程度の距離を保ちながら、バランスさせながら、自分の施術に生かしたいと考えている。



手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)