気楽にブログ

2025-11-16 12:04:00

お、をつける

何だいスティーブ?日本語の「お」の付け方に規則性があるのかって?そうね、まあ考えたことないけど。考えてみようか。

 

そう、英語の「The」とも違うかな。というか、ウチ(内)らからしたら「a」とか「the」の付け方こそよく分からないけどね。それはともかく。

 

はじめに、日本語に「お」がつくのは「丁寧に言いたいとき」「相手に敬意を払いたいとき」だと思うぞ。politeとかrespectとかを表したいときかな。特にお客を相手にするときは大体つけとけばいい感じだ。元々は多分、相手を立てる「御」から来ているだろうな。「御社」とか。「ご」とかも言ったりするな。「ご本」とか「ご家族」とか。

 

で、大体名詞の前につく。そして大体の名詞にはつく。だから、例外だけを知っておけばいいんじゃないかな。

 

例えば体だと「お膝」これは言うね。「お耳」これも付く。でも「おくるぶし」とか「おふくらはぎ」は言わないな。「今からおふくらはぎをマッサージしますね」とは言わないなあ。なんでだろう。歯医者さんなら「お口」とは言うけど、床屋で「お髪」とは言わないな。うーん、共通点や規則性がいまいち分からないな。。

 

物だとどうだろう?お客様に対して「お車」これは言うな。でも、「お自転車」これは言わないな。「今日はお自転車でお越しですか?」とか聞いたことないな。「お鞄」「お財布」は言うけど、「おベルト」」言わないな。ん、分かった!一つ言えるのは、カタカナというか外来語にはつかないな、これは。

 

「おスマホ」とか「おヨット」とか「おスプーン」とか言わないな。相手がお客様や目上の方でも言わないな。なんでなんだろうな。なんかカタカナで「お」がつくものあるかな。。

あった!「おトイレ」これは言う。何でだ?

 

最後に食べ物で考えてみるか。「お芋」「お豆腐」「お味噌汁」大体なんでも付くな。でも「おスパゲッティ」とか「おカレー」とは言わないな。やっぱりカタカナには基本つかないな。「こちら美味しいおケーキですこと。ほほ」とかも違和感あるな。

 

ということで、相手に丁寧に話すときに、外来語ではない名詞につくことが見えてきたな。実はさっきの髪も「御髪」という言葉があるらしいぞ。「みぐし」と読むそうだ。

 

そして、話す相手に対する敬意とともに、「物そのもの」に対する敬意もあるとも言えそうだぞ。なんてったって、全ての物に神が宿っていると考える国だからな。「お水」「お湯」「お空」とかな。え、「木」とか「川」にはつかないって?「御木」「御川」ならつくんだな、これが。

 

「お言葉」「御霊」、形がなくたって何でもありだ。基本は、外来語カタカナでなければ何でも付くみたいだな。これから私は、ふくらはぎも「御ふくらはぎ」として、敬意を払うようにするよ。



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