気楽にブログ
2023-06-21 15:41:00
謙虚さはどこから
将棋はルールも知らないくらいなのだが、たまにYou Tubeで名勝負などを見るのが楽しい。解説の人も驚くような指し方が出て、こちらはその凄さがわからないのだが、感嘆している人を見るのが私は好きだ。それはサッカーやテニスも一緒で、「何だ今のは!」というシュートやショットを見るのは、それを見ている人の反応とともに楽しい。
あと、将棋は終わり方が独特だ。お互いが礼をしたあと、勝った方も何だか神妙な顔をしていることがある。あれは何なのだろうか。そして、感想戦というのもある。どういった試合内容だったか振り返るとき、勝負というより将棋そのものに興味が移っているように感じられる。
相手がいるから、良い試合になる。勝負も楽しいが、良い内容の試合がしたい。驚くような一撃が出たら楽しい。そんなことは、高校でテニスをやっていたときには、私は感じる余裕はなかったように思う。そして、トップの人たちは驚くほど謙虚だ。テニスで言うと、優勝スピーチでは必ず相手を思いやる発言をする。あれこそ、体育や英語の授業で紹介したら良いと思う。将棋の藤井竜王も、いつも謙虚だ。足りなかったところをもっと勉強して、みたいな発言をする。
相手に対する敬意、競技に対する敬意、そして全てをコントロールできるわけではない、という前提。一流の人はそれらが分かっているからこそ、謙虚になるのだろうと推測してみた。「ほらー、ほぐれでしょう!楽になったでしょう!」と、自分の手柄を押し付けている私は、まだまだまだ、というところでございます。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)