気楽にブログ
私は自分自身の欠点を見過ごすコツを知っているの(ルーシー)
気楽に屋の検索上位表示プロジェクトとして先日、「気楽に」で検索をかけたら驚いた。何ページ目かに、気楽に屋のHPと河合隼雄先生の本の紹介ページが、連なって出てきたのだ。これがユングの言う「共時性」「シンクロニシティ」だろうか。その本とは「スヌーピーのもっと気楽に」という本だ。河合隼雄監修、そして谷川俊太郎訳である。え、こんな至高のツートップの本あるんかい!
早速、経費扱いでアマゾンで購入した。内容は、スヌーピーのマンガを谷川俊太郎さんが訳しているものだった。登場人物の中での私のお気に入りは、ルーシー、そしてチャーリー・ブラウンの妹のサリー・ブラウンだ。サリーのセリフが良いのだ。彼女は言う。「Don’t blame me ! That’s my new philosophy.」これに対する訳が「私のせいにしないで!っていうのが私の新しい哲学よ」だ。ここで言う哲学とは、自分のモットー、心構えのようなところか。
他にも「関係ないでしょ!」「分かるわけないでしょ!」など、彼女のトガった哲学は色々ある。「new」ということで、それらに新しく加わったわけだ。巷で「知らんけど」が一時期流行ったが、このように責任逃れしておくのは、自己防衛としてたまには必要かと思う。大人になれば何かと「自分のせい」で落ち込むことがある。もちろん、たまには反省は必要だ。だが、必要以上に自分を責めるのは、つらいことだ。
「私のせいにしないで!」うまくいかなくて嫌になったら、きっぱり言ってみたい。嫌われる勇気だって必要と言ったのは、アドラーだっけ誰だっけ。全部自分で抱えないで。誰かのせいかもしれないし。あえて私の哲学、と思い出して言わないと、すぐにまた自分のせいにして落ち込んでしまうから。と、自分に甘いおじさん。それは私。
河合隼雄先生はこの本の解説で書いている。「人間が人間をやっているのはフルタイムの大仕事だ。それ以上に何かしなくてはならないなどと思わず、もっと気楽にいきましょう」このように気楽に屋は、河合隼雄と谷川俊太郎とスヌーピーから、協賛を得ております。
ということで宜しくて。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)