気楽にブログ
2023-08-26 12:31:00
歩いてみたら
例えば手首を骨折して、良くなるまで自転車に乗れなくなったとします。子どもを保育園に送るのに、歩いていくことになりました。ケガをした不運を嘆き、いつもより早起きすることで、疲れもたまります。しかしある日、歩いて保育園に向かっていると、子どもが言いました。「あ、かわいいお花咲いてるー。」そのとき、はっと気づいたのです。歩いたからこそ、見える景色があることに。子どもとの、豊かな時間を得たことに。
ケガや病気、しない方が良いでしょう。でも、したことで得られる何か、もあるものです。
前職で「早く自転車に乗れるようにがんばりましょうねー」と言いながら、目的を一つにしてリハビリを進めていた私。「浅いなー自分」と思う気づきを得たのは、このようなエピソードからです。利他の難しさを都度、感じました。何が良いことになるかは、分からない。図ってできるとも、限らない。人の役に立つって難しい。
私は整体サロンを開いた今も、体を良くするだけではなく、その方の生活が豊かになったらと、思い上がって施術をします。その難しさや自分の及ばなさを知りながら、それでも自分ができることを、積んでいきたいと思います。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)