気楽にブログ

2023-11-08 10:00:00

楽しい音楽 おいしい食事

厚木のオータムフェスタに行ってきました。キッチンカーでタコスやラムチョップが売っていて、おいしかったです。

 

というわけで映画「シェフ 三つ星フードトラック始めました」のレビューを書いてみました。未見の方はぜひご覧下さいませ。

 

仕事、家族、旅、料理と音楽、これらが詰まっている。つまり、人生の映画だ。そして、コメディタッチだから、見ていて楽しい。ハッピーエンドだし、私の勝手な「気楽ムービー」に認定したい。

 

男の仕事(この表現嫌われそうだが)

自分のやり方とボスの考えに違いが出てくる。主人公のトップシェフはオーナーと合わず、勤め先を辞める。「時期」ってあるものだ。もうここに居ることはないんだな、と思う時期が。ナンバー2はお店に留まる。一緒に来いではなく、君はここでがんばれ、というのは、人によってその時期が違うのを、主人公が分かっているからなのだろう。

 

父と子

子どもは本気の父、仕事をしている父を感じたい。だが、一緒にやるとなれば子どもにとって大人の本気の仕事は過酷だ。キッチンカー洗いの場面でひと悶着するし、美味しいものを出そうとしたら、子に対しても厳しくもなる。そんな中でも本気で向き合い、仕事とは何かを子どもに伝えることで、自分にとっての仕事もまた、再確認したのだと思う。そして「He is ready to cook」というセリフは、子どもが仕事としての料理を知ったのと同じく、父と子の関係も準備が整ったということだと思う。

 

男の仕事2

仕事に対するシェフの情熱は本物だ。だからこそ、元職場のスタッフがシェフについてくる。「あんたについてくよ」という感じだ。そう、味方はいるものなのだ。そして、それはぶつかり合った批評家にも最後には伝わる。分かってくれる人もいる。これは救いだ。

 

主人公はフレンチのシェフだが、伝統や格式にとらわれず常に美味しいものに探求心がある。様々なジャンルや食材に刺激を受け、新しいメニューにも挑戦したい。家庭料理や地域料理も大好きだ。お高く止まっていない所が良い。だからこそ高級レストランを辞して、キッチンカーで再出発できる。自分のプライドはどこにあるのか、それは決して場所ではないことは確かだ。監督・脚本・主演のジョン・ファブローは、この映画に自分の仕事への思いを投影したのではないか。

 

アメリカ旅行

色んな地域の色んな料理、そして色んな音楽が彩りを加える。ジャマイカ、キューバ、ニューオーリンズ、どの音楽もいい。日本も地域によって料理も変わるが、流れる音楽がこれほど地域で変わることはないだろう。食べて、音楽を聞いて、アメリカの旅は楽しそうだ。

 

スカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニー・jrも出ていて、確かな存在感を放つ。おすすめ!

 

理学療法士の整体in本厚木

手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)