気楽にブログ
全然大丈夫です
前回の「素敵なイケオジ」と「ベリーベター」に関する違和感について書こうと思う。まず、イケオジというのは素敵なおじさんという意味だろうということで、素敵な素敵なおじさんということになってしまう。美しい美人とは、あまり言わないだろうから、やはり変だろうということになる。だが、男の中の男という表現があるように、イケオジの中でも特に素敵なおじさん、ということを表したいなら、「素敵なイケオジ」も使用可だろうと考える。
そう、初めのうちに書いておくと、私は色んな表現の仕方があっても楽しいと思う。
さて、立場を明確にしたところで次の「ベリーベター」だ。これは気になったので調べたら、better に付けるのはveryではなくmuchのようだ。「より(更に)、より良い」と表現したいときはmuch betterだ。覚えておくことにしよう。「モア・ベター」もバツのようだ。じゃあ、very much betterは良いのだろうか?thank you very muchと言うし。面倒なので調べないが「とっても更により良い」と言いたいときがあれば、使うことにしよう。
このように英語でも日本語でも「名詞」がどんな人や物であるかを表すのに、形容詞や副詞がくっついてくる。どれが名詞でどれが形容詞・副詞なのかを探ることで、文意を得る。長文読解で培ったこの基本理解は、言葉の意味を知るうえで、役に立つ。そうだ、英語を学んできた我々に、若者言葉はこわくない。例を挙げよう。
すごくすごくない?
これを理解してみよう。「すごくすごい事である」ということに同意を求めているのは分かる。だが、「すごく」と「すごく」が同じなので、説明するのは難しい。「怖くこわくない?」と言われているのに近いのではないか、と思ってしまう。だが、ここで英語を思い出すと、すごくすごいは「very nice」と言えそうだ。おお、なるほど。これなら形容詞が副詞で強められているのだな、と分かる。
(余談だが、すごいはniceというよりはwonderfulではないか?という気もするだろう。調べたらvery wonderfulとは言わないようだ。wonderfulに強めの意味がすでに込められている、というのが理由らしい。強調したいときは so wonderful と使うようだ)。もう一つ例を挙げよう。
やばくやばくない?
問題ない。慌てずに考えよう。冷静になれば、これも形容詞を副詞で強めているのだな、ということが分かる。
このように、日本語や若者言葉を理解するために、英語学習が役に立つことが分かった。AI時代だって、外国語学習は大切だ。と思いたい。だって、高校のときにあんなに英単語ターゲットで勉強したんだし。
よし、若者言葉は、学んできた英語で理解できる。
もうこれで、「めっちゃ全然大丈夫だ」
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