気楽にブログ
燃えろ鮮やかに
岡本太郎は作品も好きだが、言葉にも勇気づけられる。久しぶりに読んだら、この前の日記に書いたことが当てはまった。「自分を貫く苦しい生き方をすると、自分が燃え上がる。そうすると人生は芸術になる。」passiveからのpassion 情熱はまず、苦しみを受け入れてから始まり、それを貫くと芸術になるようだ。ここまで熱く生きられないが、太郎のエッセンス、太陽の欠片はもらっておきたい。今までのように「自分はこうやりたいのに」とか仕事に文句を言わず、これでやっていくぞ「手当て整体の普及が自分のやるべきやりたいことだ!」と、言えるようになったのだから。
周りに受け入れられるだろうか、ビジネスとして採算取ってやっていけるかの不安はある。でも、多少の軌道修正はあるだろうが、苦しくても貫いて続けていきたい気持ち、すなわち情熱が私にはあるのだ!!と、自分を昆布。じゃなくて鼓舞。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)
You can touch this
タッチレスの時代だからこそ、子どもたちには触れる感覚を養って欲しいと思う。
ポケットの中の10円玉を、見ないで選り分けられるような。紙が2枚重なっていたら、その微妙な厚さを感じ取れるような。そんな繊細な指先の触覚があるからこそ、人は人に触れることができるのだろうと思うから。
「それはさわらないよ!」つい、娘に言ってしまう私が言っても、説得力がないのだが。。
思い出してみよう、まだ1歳くらいのとき、蛇口から出ている水をなんとか指先でつまもうとしていた娘を。何故、液体はつまめないのか。すばらしい理科体験をしていたと思う。
そうだ、だからこの作るお菓子「和菓子屋さんごっこ」も買ってあげよう。子どものやる気を止めてはいけない。新聞紙を敷いてないところに置く、粉末を撒き散らす、水をこぼす、ねっとりよくわからないものがこびりつく。良いではないか、良いではないか、はっはっは。これが制作だよ、芸術だよ。大事な手の感覚を、今まさに磨いているのだよ。
と言えるくらいの余裕ある大人になりたい。
「え、できたお団子パパにも1つくれるの?やさしいじゃん!」
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)
美しくなる
今回整体院を開院するにあたり、広告をホットペッパービューティーさんにお願いしました。正直、私の人生はビューティーとか美しさとかと無縁のものでしたので、皆様に美しさを提供する自信はございませんでした。ええ、今も。ですが、今まで考えたり感じたりしてこなかった「美しさ」を、語るようになれたらかっこいいかもしれない、イケオジになれるかもしれないと、楽しみにしています。
ヒントとしては岡本太郎の「うまくあってはならない、きれいであってはならない、心地よくあってはならない」と、ブルーハーツの「ドブネズミみたいに美しくないたい 写真には写らない美しさがあるから」です。はっきりいって、両方ともわからないし、共感できません!私の施術で心地よくあって欲しいし、ドブネズミが美しいと思えません。
でも、だからこそ、これらの言葉が肌感覚として「わかる・感じられる」ようになったら、美しさに近づけるのではないかと思うのです。それは、もちろん美脚や美尻のような表面的なキレイではなく、かと言って私が今考えている美である、血流改善で内側からキレイにとか、あなたらしい素敵な笑顔とか、そういうレベルでもないのでしょう。きっと、すぐ見ただけでは分からないものだと考えています。カミュは「美は苦しいものだから」と言っています。この世界の厳しさ、受け身の苦役を感じたあとで(passive)、そのあとで宿る情熱(passion)こそが美(情熱の薔薇)だとすると、心地悪さやドブ川が、美の前提にまずあるのかな、とも思います。
今日書いて初めて気づきましたが、少し分かってきました。つまり、整体院には痛みや不調を抱えた方がいらっしゃいます。まず、その苦しさ心地悪さを受け入れて、それが変わっていくことで美に近づくかもしれないと。
苦手分野でよく分からない文章になってしまいましたが、特に反省しないそのまま投稿ボタンを押してもうすぐ昼ごはんだ何食べよう。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)
次のご予約いかがいたしましょう
整形外科クリニックのリハビリでは、週に2回、少なくとも1回は通って頂いていた。少しずつの変化を確認しながら進められた。今は、1回の施術で変化が求められる。保険が使えない施術なので単価が高く、多く通えないためだ。そのため、この1回で良くしないと、という気持ちが強くなってしまう。もちろん、施術のレベルを上げないといけないので、良いことだと思う。一方で手数を増やしても余計になる(昨日の日記)ので、1回目であれこれやるのは良くないので加減が難しい。
月に2回の施術で3ヶ月間のコース。これをひとまずの目安としてみたい。ある程度の時間が必要なことを伝え、通えば変われるという実感を得て頂くことが必要だ。
「気楽に屋に通うと3ヶ月くらいで良くなるよ!私は今もメンテナンスで月1で通っているけどね。」
この声が聞こえてくるのが今の理想だ。夢想はつづくよどこまでも。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)
計らわない
娘の具合も良くなり、今日は保育園に行けました。普段元気な人が大人しくなってしまうと、心配になります。シモネタを言って騒ぎはじめたので、もう大丈夫だと思います。
おうちで夕飯担当だったので、ハヤシライスを作りました。ハヤシライスは好物でたまに作っていたのですが、何故か今まではしょっぱい出来になってしまっていました。今回もしょっぱいといやだな、と思って恐る恐る食べました。・・・とてもおいしかったです!これこれ、この味。
料理だってサイエンスだ!再現性が大事だ!というわけで、うまくいった原因を探りたいのですが、さっぱりわかりません。火加減なのか、煮込み時間なのか、ルーなのか、、でも、こういう「計らわないで」うまくいくのも、料理のおもしろさかなと思います。
整体(理学療法も)は原因を探って、意図を持って施術して、結果を確認して、施術の再現性を上げて、ということが大事です。ですが料理と同じように、計らわないでうまくいくというのも、もちろんあります。おれがなんとか良くしよう(おいしく作ろう)という気持ちは、ときとして勘違いや傲慢、余計を生むかもしれません。「勝手においしくなる」土井善晴先生の教えのように「勝手に良くなる」も、見ていけたら気づけていけたら、と思います。
手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)