気楽にブログ

2024-05-24 12:01:00

聞こえてはいます、でも

何かを知る・知らせるために有効な手段として、「音」がある。音が聞こえるからこそ、危険を察知できるし、また危険を伝えることができる。

 

例えば、良くあるマンガのシーンだ。イカダに乗って秘境の川を下っている。動物たちの鳴き声に混じり、ゴゴゴゴ、ザーッという音が聞こえ出す。「まずい!この先は滝だ!」

 

または、映画で良くあるシーンだ。監獄からまんまと脱獄し、最後の塀を越える人影。サーチライトが照らされ、けたたましいサイレンが発動される。ウー、ウー、「脱獄者発見!」

 

このように、知るためにも、知らせるためにも、「音」は有効だ。ここで、日常を考えてみると、音が危険を知らせていることが多いのは、交通の場面だろう。クラクションやサイレン、「バックします」という音声、または車の走る音そのものも、危険を知る・知らせるために有効だ。

 

というわけで、音はリスク回避のために、とても便利だ。しかし、私はどうにも電子音、警告音、の類が苦手だ。書きたいのはその話だ。

 

例えば、冷蔵庫を閉め忘れたときに鳴る、あの「ピー」という音。本当に嫌だ。「こっちは卵を割ったあとの指のネバネバを、洗い流しているところなのだ。今すぐに扉に触れたなら、卵のネバネバ&水が、お前(冷蔵庫)につくぞ」と言いたくなる。

 

電子レンジもそうだ。控えめに「ピピピ」という音だが、「分かってる、ごはんを解凍したのは、忘れてないから。今この即席味噌汁の味噌が、袋から変な感じで飛び出したんだよ。これ拭いたら開けるから。ちょっと待ってくれよ」と、言いたくなる。

 

しかし考えてみると、私はこのような警告音そのものが嫌いというよりは、「自分が今していることを中断し、直ちに他のことをすることを強いられること」が、嫌いなのかもしれない。

 

もしかしたら、たとえピーという音が不快な音だったとしても、それが休み時間の始まりを示す合図だったり、好きな子からのメールの通知だったら、嫌ではない気がする。

 

逆に、不快な音ではなくても、自分の行動を強いられるようなものは、嫌なのだろう。昔、広末涼子の声で起こしてくれる目覚まし時計を使ったことがある。「ねえ、起きてよー」の声は心地よかったが、ちっとも起きられなかった。

 

 

 

あなたの暮らしに気楽時間

整体サロン 気楽に屋(KIRAKUNIYA)

2024-05-15 12:08:00

クリーンな人

年若い頃の私は、漠然と「善い人」になりたいと思っていた。だが、嘘をついたり色欲がある自分は、「善い人」になかなかなれず、苦しかった。今思うと青臭いというか、微笑ましいが、自己嫌悪することもあった。

 

それから少しずつ、ふてぶてしくなり、嘘にも抵抗が少なくなり、今ではすっかり「おっさんwith欺瞞」というような存在となってしまった。世の中の不正に対して、昔はよく憤っていたが、自分自身の歩みを振り返ると、とても人のことは言えないな、という感じになっている。

 

なんと言うか、今では人にも自分にも、あまり期待していない。というのは、博愛を信じたい気持ちの一方で、「善い人」になる難しさも実感しているからだ。嘘も不正も堕落も痴情も、すぐそばにあるし、ホコリのようにすぐに服についてくる。

 

そのホコリのようなものはついてくるから仕方なく、染みになる前に振り払うか、多少の染みなら受け入れるしかない。どこかでついたホコリかもしれないが、自分がそういう場所に行ったからついたのだろう。

 

または、ホコリで出来たかと思った染みは、自分自身の油から出来た染みなのかもしれない。汚い世の中だ、といって自分がきれいなわけではもちろん、ない。

 

このように、なるべくなら身奇麗にしていきたいが、いつもキレイではいられないものだ。

 

そうだとしても、戒めの恐怖でもなく、人の目からの圧力でもなく、自然と自分を律することは可能だろうか。「善い人」になりたい、という気持ちのみで「善い人」に、今からなれるだろうか。

 

ふむ、むふ。「おっさんwith欺瞞」の自分には厳しいのでは、とすぐに諦めようとした。が、諦めたらそこで試合終了なので仕方なく空を見上げたら、5月の空が青かった。クリーンだった。

 

 

今日で私は46歳になりましたおめでとう自分。



整体サロン 気楽に屋(KIRAKUNIYA)

2024-05-09 10:55:00

良くも悪くも

テレビを見なくなって久しい。新聞も取っていない。だが、ニュースは気になるので、ヤフーニュースやXを見ている。各ニュースに対するコメントの投稿も気になり、読んでいる。

 

以前から「街の人の声」として、ニュース番組の街頭インタビューはあった。だが、それらは流す側の選別を受けていたし、内容も、当たり障りのないものが多かったように思う。

 

新聞には「読書からの声」欄があった。街頭インタビューよりは「個人の意見」の色が濃かったが、投書→掲載のタイムラグがあり、鮮度が低かった。

 

今では自分の知らない人のコメントが、すぐに、編集されずに、読める。また、そのコメントに対するコメントも、次々に読める。称賛にしろ、反発にしろ、自分と同じ意見があると、嬉しいものだ。また、ニュースに対する自分の意見を決めかねるとき、同調できる意見を探すこともできる。

 

かくして我々は、流れてくるニュースに対して、素早く何らかの判断をし、意見を持つことに追われていく。以前なら、そのニュースそのものの事実の理解に、時間をかけていた。しかし今は、そんな時間はない。ニュースとコメントをサッと読み、自分の意見をgood かbadの判断から素早く作り上げて、処理していることが多い。

 

ニュースに関心を持ち、それに対して自分の意見が言える。社会人の基本なのだろう。だが、「あまりに多く・早い判断をしていると、当然間違いが増える」気がする。

 

それに加え、ニュースもコメントも読んでいると、多すぎて疲れてしまう。だから私は、読む時間を減らしたいなと、思うようになってきた。といって、大谷翔平の試合結果は逐一チェックしてしまうのだが。彼の活躍に対する皆さんのコメントを読むと、更に良い気分になれるのです。



整体サロン  気楽に屋(KIRAKUNIYA)

2024-05-04 16:23:00

ごめんちゃい、許して

夕飯作りに失敗してしまった。忘れ物をしてしまった。おならをしてしまった。

 

人に迷惑をかけまいと思っているのだが、なかなかどうしてうまくいかない。どうして私はこうなのだろうか。緊張感が足りないからなのだろうか。だらしがないからなのだろうか。

 

うまくやりたい気持ちはあるのだ。だが、失敗してしまう。迷惑をかけてしまう。そんなとき、とてもつらい。

 

だがその実、なかなか私はたくましい。もしくはふてぶてしい。「自分なんてこんなもんです」と、すぐに開き直れる。うまくできない自分に、寛容だ。

 

これは端的に「甘さ」なのだと思う。だが、その「甘え」が私にとって、この世を生き抜くための、手段や作戦なのだ。

 

「自分が失敗して人に迷惑をかけたくないし、人の失敗で迷惑を被りたくない。」

 

いやいや、そんな都合よくいかないだろう、と思う。「自分に甘く」を「人にも甘く」にできない私なのだが。

 

ある程度の寛容や許容が、全体の秩序や平衡を助けると、思っていることは思っている。



手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)

2024-04-26 12:56:00

休み時間

GWの集客に向け、久しぶりに営業ブログを掲載します。

 

4月の新生活から一段落して休みに入ったら、肩こりや腰痛が出てきた。休んでいるのに何で?それは、体が回復のモードになったからかもしれません。

 

資格試験や仕事のプロジェクトで一山越えたあとに、風邪を引いた経験はありませんか?ほっとしたあとにどっと疲れが出る、そんなことありますね。痛みに関しても同様です。忙しかったあと、一息ついて休んでいるときに痛みが出ることがあります。そしてそれは必要な、回復の時間です。

 

何かに集中してがんばって取り組んでいるときは、体も気持ちも戦うモードです。アドレナリン、ドーパミンが、多く出ています。そのときは、自分の体のケアは後回しになります。これは体のシステムが自動的にしています。「意外と乗り切れるもんだな、まだ若いなオレ」、そう思いたいところですが、残念ながらそれは勘違いで、体のダメージは蓄積しているものです。

 

ほっとして休んでいたら筋肉が痛みだした。それは後回しにしておいた、回復のための自分のケアが、始まったしるしです。疲労感や痛みは「休ませて」の体からのサインです。休んでいるのに肩や腰が痛む、それは炎症反応、つまり免疫を発揮して、回復しているからだと考えられます。体と気持ちが、戦闘モードから回復モードになったと言えるでしょう。

 

筋肉痛も含め、それら筋肉の痛みは、様子見で引くことが多いです。風邪が良くなるのと同じように、自己治癒力で治っていきます。ただ、風邪の引き始めできちんと休まないと悪化するように、体の痛みや疲れも、早いうちのケアが大切です。



お体が休みを求めている声が聞こえたら、自己治癒を促す施術を受けに、気楽に屋にどうぞお越し下さい。筋肉をほぐす施術をし、体が回復するための良い休み時間となるよう、サポート致します。



ご予約はこちらから http://b.hpr.jp/kr/hp/H000639285/



手当て整体 気楽に屋(KIRAKUNIYA)

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